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2008年11月25日 (火)

2004年元旦 空き缶ハウスのメモ

下記のメモは、2004年の元旦での出来事です。

私が5年近く更新していたHPで時折メールを頂いたキッカケの

ほとんどが、「空き缶ハウス」のページを見たというものでした!

当時のメモに、誤字脱字がありましたのでそれの修正と共に、再度載せます。

おっちゃん元気かなぁ~・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

◎空き缶ハウス

新年早々、すごい建築物(?)に遭遇。

Dscn1314_6

新大阪駅近くの、とある場所にこの空き缶で作られた「家」がある。
うちのおかんと、ねーやんが、「ちょっと見といたほうが、絶対いい!」
というので、散歩がてらに素直におかんに連れられて行ったみた。

近づくにつれ、おっと、家の前に人がいる・・小心者のわたしは、
「写真は、人がいなくなってからこそっと撮る」とおかんに申し出ると、
「いいわよいいわよ、ちょっと撮らせてって、言ったげるわよ~」と言う。

なんだか、「おじさん」がいる。おかん、声かける。

「電車から、目にしてまして、気になったんで見に来たんです。」

おじさんは、「まー、それはそれは、どうぞ見ていってください」

ようやく、わたしは平常心に。「しゃ、写真いいですかっ?」

おじさんは、「どうぞ、どうぞ、中もどうぞ」と言うので、
お言葉に甘えて、部屋の中も拝見。

Dscn1317

おお、ちょっと見にくいけれど、ガスコンロや、テレビもあるのだ!
しかも、おじさんは「いちおう、ラーメン構造なんですよ」と言う。

「あの、私、建築の仕事なんです・・」と言うと、
「あ、そうですか、私もです、もう隠居ですが。」と、おじさん。

おじさんの年齢は、おかんと同じ申年の60歳で、
子供が3人いるが、もう独立して孫もいるし、
きままに、こんなことをしているらしく、とっても楽しいのだそうだ。

今は建てたい木造の住宅の設計だけして、この空き缶ハウスは
寝泊りはしない「別宅」のようであるらしい。

工期(笑)約3ヶ月半で、空き缶集めは、いろいろと協力してもらったそうだ。

それにしても、2004年のっけから、ぐわんとやられた!

こんなところに、こんなことしているおじさんがいる・・!!

Dscn1318_2 

屋根の上には、金のシャチホコならぬ、シーサーの置物。

Dscn1321

このユンボで掘削したのですか?と聞いたら、おじさんウケテいた(笑)
おもちゃだけど、コベルコ。

Dscn1320_2

建っている場所を考えたら、明らかに、「ん?いいのか、建てて?」と思うところだ。
でも、なんかいいのだ。

おじさん、わたしに「1級(建築士)は?」と聞いてきた。

「落ちまくってます・・!」と答える。

おじさん「おいくつですか?」わたし「30歳でっす!」

おじさん「そうですか。いやいやまだまだ若い。あきらめないことです。」

1月1日から、考えさせられる・・。

なんだか、正直ホームレスのおじちゃんの「力作」かと思っていただけに、
こんな「おじさん」に会ってしまうなんて、
なんだかハッピーな出来事としかいいようがない。

受け止め方は、人それぞれだろうけど、
わたしは、なんだかものすごいパワー頂いてきた気がする。

おじさん、ありがとう、と思えたので握手をして、サヨナラした。

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