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2010年3月11日 (木)

観た映画メモ5

『ミリキタニの猫』

ニューヨークに暮らす80歳の日系人路上画家ジミー・ミリキタニの失われた60年間を取り戻す旅を追ったドキュメンタリーであり、友情と芸術により心が救われていく軌跡を映し出した映画でもある。 2001年9月11日、世界貿易センタービルが瓦解する緊張状態をよそに、平然と絵に熱中している男性がいた。 彼の名はジミー・ミリキタニ。 カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった。 彼の絵を買ったことが縁で、時折、彼を撮影していた本作品の監督、リンダ・ハッテンドーフはその日、彼を自分のアパートに招じ入れ、そこから二人の奇妙な共同生活が始まる。 それはジミー・ミリキタニの痛ましい過去と向き合う二人三脚の旅であった。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2007年の秋ぐらいに観た。

どうしても観たいと思ったのは、この映画のキーワード。
「猫」、「第二次世界大戦」、「広島」、「9・11」

そしてミリキタニじいさん。

毎日、毎日、ニューヨークの路上で、
何を思って、日々絵を描き続けてはったんだろう。

じいさんの描くねこは、じいさんの人生とは
真向かいなところにいそうな、やわらかいねこ。

映画の終わり、

ミリキタニじいさんの氷が解けたような、やわらかい顔と、
しゃんと伸びた背筋が、
内なる変化を、物語ってるんだな・・とじんとした。

戦争は、どんな意味をつけても、
なんの解決にもならへん。

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コメント

田辺聖子さんも、大阪空襲で焼け出されたんですよ。
ほしがりません、勝つまでは。という本がありました。
どんな内容か、忘れましたが。
軍国少女だったそうです。
洗脳はおそろしい。

投稿: 山椒ちゃん  | 2010年3月11日 (木) 23時04分

大阪空襲といえば、私の地元にも
大砲台でしたか、戦時中の遺品のような場所が
近くにあったり、確か淀川に架かっているいる
橋桁にも空襲の跡があったりと、
60数年以上前でも、事実が残ってるんですね。
洗脳は、恐ろしいです。でも、解けたときは
なんというか「お役目」に成るのかなとも
思ったりします。経験したことを語ることや、
伝えるお役目というか。

投稿: くりちゃん | 2010年3月14日 (日) 00時54分

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