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2010年4月 9日 (金)

カゴメとカガミ

昨日の晩に一度アップしたのだが、
メモしたりてないとこがあったので、再度アップし直しました。

あれこれ気になるコトバを調べていたら、
浦島太郎の話をみつけた。
http://www.geocities.jp/kokugen3625/oda-26.html

「しあんにあまって、浦島太郎は、乙姫からもらった三かさ(重)ねの玉手箱を、ふところから出しました。そして、まず、いちばん上の箱のふたを開けてみました。すると、そこには、ツル(鶴)の羽がはいっておりました。つぎの箱のふたを開けてみますと、中から、ユラユラッと白い煙があがって、その煙で、浦島太郎は、いっぺんに、おじいさんになってしまいました。頭はしらが、あごには白ひげ、腰のまがったおじいさんになってしまいました。第三の箱を開けますと、中には、鏡がはいっていました。鏡を見ると、自分が、すっかり、おじいさんになったことがわかりました。──ふしぎなことだ。
 と、鏡を見ながら、思っていますと、さっきのツルの羽が、風にふかれて、舞いあがったように見えましたが、やがて、それが大きな鳥のつばさになり、浦島太郎の背中にはりつきました。そして、浦島太郎は、一羽のツルになってしまいました。
 ツルは、空へ飛びあがって、しばらく、おかあさんの墓のまわりを飛んでいました。ちょうどそのとき、乙姫は、カメ(亀)になって、浦島太郎を見るために、その浜へはいあがったということです。
 ツルとカメとが舞をまうという伊勢音頭は、このお話からおこったものだそうです。」(坪田譲治「日本むかしばなし集(三)」新潮社・146~147頁)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

浦島太郎の話は有名だけれど、
浦島太郎がナニモノで、乙姫様はナニモノで、なぜに亀で・・と、
それはそれは、不思議に思えることだらけだ。

でも、お子の頃は、あまり不思議にも思わなかったし、
大人たちも物語を読むだけで、特にこういうことだよと
言うこともなかったように思う。

で、浦島太郎は「亀」に乗って竜宮城へ行くわけですが・・。

このサイトで紹介されている浦島太郎は、三段重ねの玉手箱を
乙姫から受け取り、浦島太郎がいよいよ開けてみると、

1段目には「鶴の羽」
2段目には「白い煙」(これで「爺さん」になる)
3段目には「鏡」(これで自分が年老いたことを知る)

が入っている、という内容。

そして、浦島太郎がふしぎがっていると、1段目に入っていた
鶴の羽が背中に張り付いて浦島太郎は鶴になった。

鶴になった浦島太郎が、空を飛んでいると、
乙姫が飛んでいる浦島太郎を見るために亀に乗って
浜に上がってきた、と。

鶴と亀、そして鏡。

かごめの歌は、

ツルとカメがスベッタ

と、あり
私は「統べる」のスベッタと思っているのだが・・、

この浦島太郎の話で、大事なところは、たぶん
浦島太郎は乙姫に会って(竜宮城へ行ったことで)、
お爺さんになる。年老いたということ。

それは、いつかは肉体の死を迎える、ということになる。
サイトの解説では「有限の生命」とある。

と、考えると、
鶴と亀が合わさることで、肉体の死を迎える・・?

かごめの歌、
『ツルとカメがスベッタ』

これは、鶴と亀が合わさったから、
肉体の死を迎えたぞ、ということだろうか。

しかし、あとにつづく、
『うしろのしょうめんだあれ』は?

うしろのしょうめん、について
私は「鏡」というイメージをもっていて、
ようするに鏡をみれば、反対のわたしがいる。反転する。

つまり、鶴と亀が統べることは、肉体の死を迎える。

しかし、うしろのしょうめん、なので、
そのことについて鏡として見る、

反転したことが、これからの世を現す?

肉体の死の反転とは、永遠の生命ということ?

かごのなかのトリがでたとき、永遠の生命となる、

ということ?

しかし『よあけのばん』にであう、ツルとカメ。
ここが、どういうことなのだろうか。

常に、我々にカタチをみせてくれているとすれば、
「たろう」のなぞも、意味がまた、生まれる気がする。

昔話に出てくる「桃太郎」や「浦島太郎」「金太郎」という太郎を、
私は、anointと解釈していて、
つまり「選ばれし者、聖油を注がれた者」ということ。

しかし、現在理解している過去においての「救世主」と思われる存在は、
「死」を迎えて、ここにはいない。

存在するのは、その伝説であり、物語で、言葉である。
救世主も、肉体の死を迎えている。

とすれば、カゴメの歌をなぞると、それは『反転のカタ』だと、
そう捉えよ、ということか・・?

これは、「太郎」でもって、示しているぞ、と。

ちょっとモヤモヤしているが、少しだけハレてきた感。

ああ、今度は「桃太郎」考えてみよう・・。
よみのくににも「桃」がでてくる。
百の桃、を考えよう。

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