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2010年10月10日 (日)

観た映画メモ11

『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』2008年オランダ
http://ams-museum.com/

【あらすじ】
長い歴史を誇る美術館の改装工事が始まった。しかし次から次へと問題が起き、工事はなかなか進まない…2004年、アムステルダム国立美術館の大規模な改装工事が始まった。ここはレンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」などを有するオランダ随一の美術館。解体が始まると市民団体が反発。その後も政府や自治体の許可待ちで、工事は何度も中断。各方面からの横槍に対しての妥協が続き、関係者たちは次第に熱意を失っていく。工事再開のメドが立たずに、廃墟のようになっていく美術館。はたして美術館はいつ完成するのだろうか。

公開初日に、観に行った。
2002年の冬に、友達たちと訪れたオランダ。ああ、オランダ~、スキポール空港~。私の初海外は、スキポール空港だったんだわ。なつかしー。

で、このドキュメントですが、、スペイン人の建築家がこの改装工事のプロジェクトにいて、それはそれは、もうビデオが廻ってるから?かもしれないけど、度重なる変更変更変更に、ぐっとこらえてるのがアリアリわかるというか・・
お国柄って、やっぱりあるんだなぁと。日本って、じゃあどんなんだろうなぁとか。

美術館のすぐ際に、なんちゃらセンターを建てるプランがあって、もとの案は美術館の建物より高めだったんだが、それが大反対にあい、1フロア下げる案が出され、それでGO!ってなる感じだったのに、今度はその半分以下の高さにせーと言われ、会議風景を観ながら、いっそもう「建てない」という方針でいいんじゃないのかなぁ・・と思ったり・・

もうええやん、と誰か言ってしまえー、なんて思ってしまいました・・。

オランダは平坦な土地柄ゆえ、自転車人口がすごい多い
この美術館の真ん中の通路は、多くの人が自転車で日々横切ってたわけですね。

で、この工事の通路の改装プランが提示されるや、またこれが市民と館のプロジェクトとで、モメモメな会議の場面とか。

でっかい建物を、どないかする、、というのって、ほらもうスンナリに行くわけはないけれど、さすがに、この長期化は市民にとっても町にとっても、辛いだろうなぁと。だって、やっぱり観光の目玉であり、シンボリックなものであると思うし。

で、終始「ほぉー」と思って気になったのが、映像に出てくる会議場面やら、事務所の風景の中に、水差しやらカップ&ソーサーとかね、筆記具やら、椅子やら映るわけです。

で、それが何気に「いい」んだなぁ・・(笑)会議の机に、缶コーラが置いてある場面もあったんだけど、ペットボトルの水やら、紙コップのコーヒーとか、缶コーヒーやらが無造作にあるんじゃなくて、グラスで水飲んでたり、ティーセットが揃ってたたりで。

あと、椅子の布地も「あ、それいいな」とか(爆)
建築家が使ってるシャーペンも、ええ、めっちゃ描きやすそう!とか気になったり・・

あと大阪の梅田が映ったんです!

あの映像の切り替わり、ヨーロッパから梅田、っていう切り替わり。
個人的に激しくショックでした。。うお!まとまりないっ!!って・・おもてしまった。ナハハ

印象的だったのは、買い付けた金剛力士像が届いた場面。
もう、恋人の到着を待ってたかのような、すごいテンションの高さで、自分も仁王像とか観たら、鼻息荒くなっちゃうから、すごい気持ちがよくわかった(笑)

金剛力士が早くお目見えするよう、祈っております・・

Img_4599


Img_4601


Img_4603

上は、オランダの変わった住宅やら、いろいろ。
真ん中は、ゴッホの美術館で(左上の建物名、、思いだせない!)
下が、美術館の外観など。

当時、わたしが持って行ったカメラは貸してもらった、えらい上等のカメラで、
上等すぎてね、露出とか全然わからなくて、ほとんど撮れてなくて・・
なので、友達二人が、すべて焼き増ししてくれたという・・
あと、あの頃まだ銀塩カメラだったから、デジタルデータがないのですよー。。
スキャンすればいいんだけど、膨大にあるので、まぁ、アルバムにそっと・・

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コメント

あ、お写真、すてき!すてき!
シケっぽい空気が、よく出ています。
靄がかかってるのも、いいです、湿気が表現されている。
それに、アーチのお写真、いいなあ。
東大の建築物にも、アーチの部分があって、
明かりがともされると、とてもきれいでした。
産道回帰というか、遠い日の記憶が、
このような建築アーチを生むのかなと・・。
新聞に、
いま、アムステルダムは改装中で、
デモ、コンパクトに展示されてて、それはそれでよかったって、出てました。
アムステルダムが改装中のおかげで、
ゴッホ美術館が、長蛇のようです。
スペインの人かな、
映画でピカソに似た人、いたでしょ、
お、かっこいいとかね、私は観てました、はは。

館長になりそこなった人、いたでしょ、
あの人も冷静に、自分の落胆をはなして、
分析するみたいに。
あのような冷静さって、多くの日本人にはかけてるし
必要とされてるものかなと、思いました。

日本の風景、梅田だったんだ。
どこから、仕入れたんでしょうね、あの金剛さん。

「入り口じゃなく、展示を見にくるんじゃろが」
とか
「これじゃ、見に来る(日本人)も、困るじゃろが、
ぎゃはは。」みたいなオランダ人がいて、
館長さんがぐっと、感情を抑え、言いたいことを我慢したのがわかって、
クリさん流にいうと、
なんかねえ・・、なんだな。


投稿: 山椒ちゃん | 2010年10月12日 (火) 10時52分

当時、1月に旅行したのですが曇りがちでした、そういえば。でも花屋にはチューリップが売られてたり、とにかく見るモノすべて新鮮でございました(笑)
そか、改装中だからゴッホ美術館に流れてるんですね~。でも、今の「現状」もきっと珍しいコトだろうから、それもいい記念かもです!
次期館長かもと言われてた人は、すごい現場の人って感じだったから(館長になった人もかな?)、余計に冷静だったんかもですね。まずは美術館のことが大事っていうか。

なかなか難しい人事だったことだろうと想像します・・。

金剛さんは、確か島根か鳥取かで売りに出されてたとか。
(間違ってたらゴメンなさい!)
まさか梅田が映るとは思ってなくて、館内はちょっと「おお」って感じでウケました。すぐそこの場所やん?って!

市民と、美術館側とのやりとりは、非常に印象的でしたね。お互いの言い分の中に、ちょっと「ギャグ」っぽい感じもあったりで、その辺りなんかお国柄って気がしました。

なかなか濃いドキュメンタリーだったなぁと、観れてよかったです!

投稿: くりちゃん | 2010年10月13日 (水) 08時34分

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