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2010年12月29日 (水)

西門豹

2009年、三国の英傑曹操のお墓が見つかったというニュースがあったそうで、私は全然知らなかったんだが、昨夜BS放送で、その見つかった墓の取材特番が流れてたんである。それで初めて知ったんでした。1700年以上前の人物で、三国志演義ではどうも「悪い役」になってるが、私は三国志北方版を読んで、曹操がもし国を治めていたとしたら、もしかしたら一番うまく治めることが出来た人物だったんかなと思ったのでした。いろいろメモしたいけど、とりあえず西門豹という人物のことをメモっとこう。

曹操が墓を作るにあたり「西門豹の祠の西に墓をつくれ」とあったそうで。その西門豹という人物は、BC400年ぐらい前の鄴(ギョウ)の知事だった人だそうです。中国の小学校では、この人の物語を授業で習うみたいですね。それぐらいメジャーな歴史上の人物のようです。

下にwikiから。

迷信一掃
孔子の弟子、卜商の門下となり政治を学んだ。そして、同じく弟子であった李克と同じ国の魏の文侯に仕え、土地が枯れていた鄴の知事に起用された。
西門豹はまず地元の農民達を集め、どんな苦難があるか聞いた。 当時鄴では地元に伝わる迷信で、毎年に河に住む神(河伯)に若い女性と多大な財産を、巫女や三老と言われる長老や儀式を管理していた役人に差し出し、それらを河に沈めるという人身御供の儀式がしきたりとなっていた。これにより集められた金銭は膨大なもので、民衆の生活が困窮するほどであった。また年頃の娘がいる家は逃げ出し、その田畑は荒れ放題となっていた。 これを聞いた西門豹は何も言わなかったので、農民達は新しい知事も駄目か、と帰っていった。

しかし、実は西門豹はこの迷信により、巫女・三老・役人が迷信に付け込み肥え太り、農民達が困窮したので土地が枯れたと見た。更に灌漑が必要だが、迷信ある限り河に手を付けられないと判断し、まずはこの一掃に着手することにしていたのである。

儀式が行われる日、河辺には巫女達と多数の見物人が居た。そこへ西門豹は見学したいと護衛を伴って参加した。そしていけにえの女性を見せられるや、「これでは器量が悪すぎる。もっと良い娘を連れて行きますので、待ってくださいと河の神に伝えられよ」と言い、「お怒りを買わぬためにも、使者には最も河の神と親しい者がよかろう」と巫女の老婆を河に沈めた。 しばらくして「沈めた巫女が帰ってこない。様子を見てこられよ」と言い、弟子の女性たちを河に沈めた。更に「弟子達も帰ってこない。河の神への願いが難航しているようなので、次いで河の神様に貢献している三老に手助けをお願いしよう」と言い三老が河に沈められた。更にしばらくして「おかしい、三老も帰ってこない。更に次いでとなると、多額の金銭を集めた役人であろうか」と役人達を沈めようとしたが、役人達は「その任は何卒お許しください」と平伏して詫びた。その顔色は血の気が引きすぎて土のような色で、額を地面に頭を打ちすぎて流血するほどであった。西門豹はしばらく待った後、「どうやら河の神は客をもてなして帰さないようだ。皆も帰るがよい」と言った。役人も民衆も度肝を抜かれ、これ以降いけにえの儀式は行われなくなった。西門豹は河の神を信じている風にして、儀式の中心人物を反論できなくしたまま一掃し、迷信も一掃したのである。

灌漑
次に西門豹は鄴付近の村の長老を呼び集め、黄河や漳河から鄴の田畑へ灌漑するという大事業を始めた。この大事業に対し鄴の人々は「今のままでも暮らしてはいける。何故これほどのことをやらねばならぬのか」不平不満を漏らしたが、西門豹は「父兄が不満を言っているのは知っている。彼らに解らせる必要はない、結果が彼らの子や孫のためになればよいのだ。この功績は100年後に評価されるだろう」と述べ、工事を遂行させた。

この灌漑により、鄴の農業は大きく発展し、魏は強国となって列侯に並べられた。
のちに漢王朝から水路を変える命令が出た際に、土地の古老達はこれに反対し命令を却下させた。西門豹が述べた通り、後世にまで業績が評価された。
彼の祠だとされる西門豹祠は、漳河河畔の鄴の故地である安陽市付近に多数ある。
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西門豹は、灌漑工事も行ってたわけですが、空海もその技術を学んで来てます。(突然に空海・・)現代は、機械の技術も進歩してきているわけですが、昔むかしに「水を治める」ことの出来る人物は、やはり民からの支持が厚いのかなと感じます。

確か、龍馬て若い時に堤防工事に関わったという話があったと思います。

どんどん、余談でございますな

で、曹操はこの西門豹という人物を心片隅に留めて、乱世を生きてたんかもしれないですね・・。

三国志から、空海に広がっていくんですよ、私の中では。。

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