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2011年8月15日 (月)

観た映画メモ15

『おじいさんと草原の小学校』
http://84-guinness.com/

アフリカ大陸ケニア。イギリスの植民地支配から独立を勝ち取った39年後の2003年、政府がついに無償教育制度をスタートし、田舎の諸学校の前には大勢の子供たちが押し掛けた。そして、その中にはただ一人、老人の姿が。彼の名は、キマニ・マルゲ。今まで教育を受けられなかったマルゲは、“文字を読みたい”一心で、からかわれながらも、何キロもの道のりを学校まで来ては門前払いされる日々を繰り返していた。
そんな彼の情熱に突き動かされた校長のジェーンは、周囲の反対を押し切り、入学を認める。子供たちに交じり、初めて学ぶことの楽しさを体験するマルゲ。だが、50年前の悪夢は、毎夜彼を苦しめ続けた。独立戦争の戦士として闘い、愛する妻子や仲間を目の前で虐殺され、強制収容所で拷問にかけられた日々。過去に打ち勝つため、未来を変えるため、マルゲは勉強を続ける。その情熱は、歴史を知らない幼い級友たち、そして政府までも動かしていく。

キマニ・マルゲ(1920~2009)
1920年生まれ(本人の記憶による)
一度も教育の機会を持たないまま、イギリスからの独立を目標に掲げ、1963年のケニア独立までマウマウ団の戦士として闘う。2003年、ケニア政府の小学校無料化の知らせを受け、悲願だった小学校入学を果たす。その話題はBBCニュースを始め、世界各国のメディアに取り上げられ、「最高齢小学生」として2004年にギネスにも認定された。
大統領選に絡んだ暴動で家を焼かれ、テント生活を余儀なくされた際も、毎日4キロの道のりを歩いて学校へ通い続け、2005年には優秀な生徒として主席に選ばれる。
また、同年9月、今なお1億人以上の学校へ通えない子供たちのため、国連の国際議会でもスピーチ。
2009年8月14日に胃がんにより死去。息を引き取る瞬間まで、獣医の夢、そして自分のように待たされることなく誰もが教育を受けられる世界を諦めず、勉強を続けていた。享年90歳。

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母ちゃんも盆休みだったので、この映画を一緒に観てきた。いい作品だった。
「マウマウ団」のことを知らなかったし、84歳のおじいちゃんが、小学校へ通ってたことも知らなかった。

今日は「終戦記念日」とされる日だ。日本の中に住んでいると「戦争が終わって66年」だが、海の向こうの国々では、今も争いが絶えない場所もある。

日本の国に生まれたら、読み書きする、ちょっとした計算をする、というのはほとんどの子供たちが当たり前のように教えてもらう。
自分が正しい判断をせねばならないとき、読めないことでわからないことも、世の中にはたくさんあるんだと思う。

「教育」という世界観が、今の日本では「自由でない世界」というか、なんと言えばいいか難しいが・・。
その権利が要らんという人には与えられ、欲しいと熱望しているところには難しい、という、なんだろうこの意味は。

マルゲじいちゃんもだが、ジェーン先生が、とってもいい演技だった。

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