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2013年1月 6日 (日)

観た映画メモ27

『ヒューゴの不思議な発明』

1930年代のフランス。パリのリヨン駅の時計台に隠れて暮らす孤児ヒューゴ・カブレは、父親が遺した機械人形と手帳を心の支えとしていた少年だった。機械人形の修理に必要な部品を集めるため、盗みを働くこともあったヒューゴはある日、駅の玩具店の主人であるジョルジュ・メリエスに盗みを見つかってしまう…。
メリエスの養女で読書好きな不思議な少女イザベルや、花屋のリゼットに恋する足が不自由な鉄道公安官を取り巻き、ヒューゴは父が遺した謎の追究を始める。

どんなかなぁと思って観てみたんだが、観終わって、これはめっちゃ好きな映画になった。何が好きになったかというと、これはいっぱいあって。まず、ヒューゴが住む時計台の裏側の世界が、もの凄く魅かれた。非常に細かい描写で、あー行ってこー行って、ここに繋がるのかぁとか。実際ちょっと住んでみたい感じ。そして、父親が残した機械人形の造形にもトキメイた。もうああいうの大好き。大好物。あの歯車がキリキリキリ・・と廻る感じとか、細密描写で描いたような関節の組み合わせとか。たまらん。(いや実物大であるんだろうけど)あと、ハートの鍵が「鍵」なところとかも好き。

で、あらすじなどは知識ゼロで観てたんだが、実在したジョルジュ・メリエスという人物をなぞらえて物語が描かれてたことにビックリした。ジョルジュ・メリエスについて、特に何も詳しくもないんだが、月のメにロケットがぶっ刺さった場面は中学生の時に知って、当時自分の中では、その「月の顔」は上手く表現出来ないが・・何というか「少数派の世界」と感じる象徴的なものだった。ゲージツにこだわりのある友達の影響もあって、こういう凄く古いモノだが斬新なモノらしい・・というあれこれを見せてもらったりした。その中の「月の顔」だった。その後、スマッシング・パンプキンズのPVの中で、そのジョルジュ・メリエスの世界観を見つけて「ああ、やっぱり好きだなぁ」と思ったりしてた。なので、ヒューゴの映像から「月の顔」が出てきて、物凄く驚いた。そして、やっぱ好きだなぁと。この雰囲気というか。

自分が造れるか、描けるかとか全然無理だけど、緻密な機械的なモノはやっぱり凄く好きなんだなぁとしみじみ感じた作品であった。観てよかったな。

Hugo_2

※ジョルジュ・メリエス wiki引用
マリー=ジョルジュ=ジャン・メリエス(Marie Georges Jean Méliès, 1861年12月8日 - 1938年1月21日)は、フランスの映画製作者で、映画の創生期において様々な技術を開発した人物である。パリ出身。“世界初の職業映画監督”と言われている。
SFXの創始者で、多重露光やディゾルブ、ストップモーションの原始的なものも開発した。
もともとはマジシャンで劇場経営者であったが、1895年、同じくフランスのリュミエール兄弟による映画の公開を見て映画製作に乗り出した。
彼の最も有名な作品は1902年の映画『月世界旅行』である。題名の通り月へ探検に行く物語だが、1本の映画の中で複数のシーンがあり物語が存在するという、当時としては画期的なものであった。


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