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2013年8月17日 (土)

ボックス!

Box1

天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。

Box2

稲村に勝つため、階級転向を希望する鏑矢。しかし監督はそれを認めない。一方、優紀は「いつかカブちゃんと戦いたい」その一心でデビュー戦に向けた練習を重ねていた。選抜予選大会3日目、ついに鏑矢と稲村の対戦が始まる。そして幼なじみ二人がグローブを重ねる瞬間がやってくる。圧倒的青春小説決定版。

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『永遠の0』を読んでから、百田尚樹の小説にハマってしまってここ最近で「影法師」「風の中のマリア」と読んで、今日で「ボックス!」と読み切ってしまった。ああ、面白かった。泣けた。感情移入しまくって、どうしたもんだかと思った。というのも、小説の中に出てくるシーンは、ほぼ「わかる」場所ばっかりで、そこにカブちゃんやユウちゃんが居るのかと思うと、なんかもう読みながら勝手に映像廻ってる感じだった。
(例えば、地下鉄の路線名とか、タワーレコード茶屋町店とか、淀川の土手とか、もう近所すぎて近所すぎて)
あと、ボクシング部の顧問となる高津先生という女性の視点と、木樽優紀というアマボクサーの視点で話が進むので、読んでる自分はどちらの感情からも、知らん間に物語の中に溶け込んでしまう。

それにしても、百田氏の小説は描写が緻密で引き込まれる。姉が「そういやテレビでインタビューされとって、調べるんが好きーとか言ってはったでー」とのことなので、それはそれはもう書く(描く)にあたって、色んな角度で調べまくってるんだろうなぁと。読み手にとっては、緻密だからといって「専門的」過ぎるわけでなく、非常にわかりやすい細かさで小説読んでるけど、専門書も読んでる感覚もあったりした。(風の中のマリアは、主人公がスズメバチである。もうね、今度ハチに遭遇したら「このハチさんは、どこの国のハチさんやろか」とか考えてしまうぐらい、引き込まれる描写。)

ともあれ、まだ読んでない著書があるので、近々また読もう。
読みたい本があって、すんげー幸せ。

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