本など

2015年4月 5日 (日)

マトリックス

過去にもメモしてる「マトリックス」ネタ。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52188858.html
カラパイアの記事にマトリックスネタがあったので、
思い出して本棚から引っ張り出して来た。

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『マトリックスの哲学』ウィリアム・アーウィン/編著 
松浦俊輔/訳 小野木明恵/訳
白夜書房 2003年10月出版

全世界を席捲した話題の映画「マトリックス」シリーズ、その裏側に隠されたメッセージを読み解く待望の論考。

目次
1 どうしてわかる?(コンピュータ、洞窟、お告げ―ネオとソクラテス;懐疑論、道徳、『マトリックス』 ほか)

2 砂漠の現実世界(『マトリックス』の形而上学;機械製の幽霊―心の哲学マトリックス風 ほか)

3 倫理と宗教の兎穴(スプーンはないんだ―仏教の鏡;『マトリックス』の宗教と多元主義の問題点 ほか)

4 バーチャルなテーマ(地下生活者の手記―ニヒリズムと『マトリックス』;苦い薬を飲む―実存的な意味での本物の自分(『マトリックス』と『嘔吐』) ほか)

5 『マトリックス』の解体(キアヌを貫いて―新しい穴と陳腐な話;マトリックスとマルクス、そして乾電池の人生 ほか)
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今、調べ直していないからわからないけど4年前に中古で手に入れた本で確か絶版らしい。
マトリックス好きだったので勢いで買ったんだが、この手の本は自分的には
「読み解けなくても身近にあるのが大事」というか。結構そういう本が棚に眠っている。
ある日突然「あ、読める」と思って読む方がスッと馴染むし
「読まないかもしれないからいいか」って思って手に入れなかったとしたら、
あ!読めるって思うこともなく、何だかもったいない気がしてしまう。
でもあんまり今は無い。ご予算も潤沢ではないしなぁ(笑)

マトリックス3部作は本当に大好きでDVDも全部持っているから、まとめて観直したり。
ほんまによーく出来てるなぁと唸ってしまう。
背景にある小道具なんかになぞなぞ入れてたりする。(と、勝手に解釈している)

その、いつぞやにマトリックス・レボリューションを観直した時のメモを読み返す。

『レボリューションの最後に、サティが「朝日」を作るというのがキモなんだと思う。
この朝日はマトリックスとしてのバージョン7での初めての朝日なのだ。
この朝日は「ネオのため」とサティはオラクルに言うが「あさひ」の意味するメッセージは深いと私は思っている。このエンディングを迎えるまでのレボリューションの映像は暗くて重く、ザイオンの中も常に戦闘モードで黒い世界だ。

そして、このエンディングで「虹色のような美しい朝日を迎える」というのが大事なんだ。

ネオとトリニティーがロゴス号でマシンシティへ向かう途中、大量のセンチネルに襲われるがそれから逃れるためロゴス号は雲の上に出る。(雲の上に出ると、EMPは効かないとか)
その時、トリニティーは黒雲の上に広がる太陽光あふれるまぶしい景色に「Beautiful・・」美しいと思わず口にする。
自分としては、この光景も、エンディングにリンクすると思っている。
闇、黒い世界、重い暗い世界のあとに昇るあさひ。ということなんだろう』

9で日が昇る、旭

今は重い暗い世界なんかな

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2014年2月 2日 (日)

モダンタイムス

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上巻:恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

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下巻:5年前の惨事――播磨崎中学校銃乱射事件。奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかしているのか? 追手はすぐそこまで……大きなシステムに覆われた社会で、幸せを掴むにはーー問いかけと愉(たの)しさの詰まった傑作エンターテイメント!

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こないだ伊坂幸太郎の「魔王」を読んで、自分的には非常にツボな作品だった。で、その続きモノみたいな作品である「モダンタイム」を読んだんだが、これまた自分的には非常にとてもドンピシャで、いまこの時期にというか、今読むキッカケがあってよかったなぁと思う。

この作品中にある「システム」やら「仕組み」という表現は、なかなか私には「浸透」した。

「時間」というものは廻っているし、たぶん一直線のまま進むものは嘘であり、何事もクルンと廻り廻って繰り返すんではないだろうか。
そう考えると、今の時代がどういう位置にいるのか、自分勝手に納得してたりする。

それにしても本というものは、読める時がやってくると読まされるんやなぁと思う。
最近は、池澤夏樹を読んでいる。

やっぱりハードカバーで高いけど、インフェルノ読みてーな。
今、読んどいたらオモシロイのにという本な気がプンプンするナ。

ハ、もう中古出てるかも!?

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雑誌を買う

久々に雑誌を購入。といっても、去年の号だけど。

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浮世絵が大好きだが、最近展覧会的なものにはとんと御無沙汰。

今年2014年は、あちこちで浮世絵展が開催中のようだ。

・『大浮世絵展』
2014/1/2~3/2 江戸東京博物館
2014/3/11~5/6 名古屋市博物館
2014/5/16~7/13 山口県立美術館
http://ukiyo-e2014.com/

・『ボストン美術館 浮世絵名作展 北斎』
2013/12/21~2014/3/23 名古屋ボストン美術館
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/hokusai-201312/outline.html

やっぱ国芳と暁斎が好きだ。


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2013年12月22日 (日)

マシアス・ギリの失脚

いま、読んでる本

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『マシアス・ギリの失脚』池澤 夏樹 著

南洋の島国ナビダード民主共和国。日本とのパイプを背景に大統領に上りつめ、政敵もないマシアス・ギリはすべてを掌中に収めたかにみえた。日本からの慰霊団47人を乗せたバスが忽然と消えるまでは……。善良な島民たちの間でとびかう噂、おしゃべりな亡霊、妖しい高級娼館、巫女の霊力。それらを超える大きな何かが大統領を呑み込む。豊かな物語空間を紡ぎだす傑作長編。谷崎賞受賞。
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ストーリーが、多分自分のツボだろうなぁと思って、読み始めた。まだ半分も読んでないが、いいな。割と「オススメ」と聞いて読んでみたいなとソソラレル方が、当たりだったりする。
だから、ススメ方がうまい人と遭遇すると、購入率が高くなる(笑)自分は、超ススメ下手。

まだ読み切っていないけど、他の著書も読みたい。なんで読まんかったんだろう。
自分の本読みの世界観が、まぁ結構狭いからなぁ。

読みたい漫画もあるし、年末年始は忙しいかも!

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史記

最近読んだ本

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『史記』北方 謙三 著

前漢の中国。大きな戦果をあげてきた大将軍・衛青を喪った漢軍は、新たな単于の下で勢いに乗る匈奴に反攻を許す。今や匈奴軍の要となった頭屠の活躍により、漢の主力部隊である李広利軍三万はあえなく潰走した。一方、わずか五千の歩兵を率いて匈奴の精鋭部隊が持つ地に向かい、善戦する李陵。匈奴の地で囚われの身となり、独り北辺の地に生きる蘇武。そして司馬遷は、悲憤を超え、時代に流されようとする運命を冷徹な筆でつづり続ける―――。北方版『史記』、慟哭の第五巻。

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隔月で一冊、文庫化されてっているんだが最終巻まであと2巻・・・
はよー、読みてーーーっ

北方版「三国志」からハマって、水滸伝・楊令伝・血涙・楊家将と読み耽ってきたわけですが、毎回その世界にタイムスリップしてさも私も戦に参戦してるような、あの文章からの映像化、、っていうのかしら。これぞ小説を読む楽しみっつうか。この巻は、蘇武が北のくっそさぶい大地で生きてゆくシーンが沢山描かれてるのだが、ふと「INTO THE WILD」の映画を思い出したりして。ああいう本気の、死ぬ気のサバイバルとか、ね。乗り越えた人間はもう美しいんかも。(INTO THE WILDは「死」だったけども)

はよ、次巻カモン。

2月かぁ^^;

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魔王

最近読んだ本

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『魔王』 伊坂幸太郎 著
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伊坂作品は、映画のタイトルでの印象が色濃くて、本自体を読む日が来るんだろうか・・と思っていたが、ふとしたタイミングで「どれ、一冊」となった。で、読んでみたのが「魔王」で、ジャケ買いならぬ「タイトル買い」っつうか。

個人の感想は、これはほんと分かれるんだろうなと思うストーリーかも。私は、かなりツボであった。
そして、なんかこう現時点の世の中にドンピシャというか、出版時期が2005年とあるのでちょっと「予言書」チックとでもいうか。

思いのほか、「読める」のでこの本のつづき?みたいな小説「モダンタイムス」も買ってしまった模様。わたし。

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2013年12月 8日 (日)

ヘルシング

いま、読んでる漫画。

『HELLSING』(ヘルシング)平野耕太 著 全10巻

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あらすじ wikiより参照

20世紀末、英国では不可解な吸血鬼事件が頻発し、王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていたが、ヘルシング本部が強襲されるなど多大な被害を受ける。一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と紆余曲折を経て協力関係を持ち、事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」だと知る。
ブラジルでの戦闘を経て、「ミレニアム」の正体が先の大戦末期にヘルシング機関が潰した「少佐」と呼ばれる男の部隊であると分かる。少佐は英国王室の会議で宣戦布告を行い、その場にいながら少佐から無視されたイスカリオテ機関は、英国とミレニアムを共に潰そうと画策する。
そして、ミレニアムは1,000人の吸血鬼部隊を率いて再び英国本土を強襲、これに乗じたヴァチカン教皇庁の第九次空中機動十字軍3,000人も加わり、ヘルシング機関を合わせた三つ巴の大戦争が始まる。

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小説もあれこれ読むが、漫画もちょこちょこ読む。

自分の好み?が、たぶん「サイバーパンク」的なものみたいで(最近、なんかこういうのが好きやったんかぁと気付く)映画で言うとブレードランナーみたいな。

ヘルシングは、ちょっと違うかもしれんが、バンパイア出てきてグシャー!みたいな、だけどストーリーがあって、で、結末はどーなん?何が隠されとるん?とグイグイ来る感じ。

漫画は、いいです。小説と何が違うて「映像付き」っつうか。
まだ、読みたい漫画が沢山あって、年末年始でがんばろう(笑)
読みたい本もね、ムッチャあるから困るね^^;

インフェルノ、超読みたいんやが、ハードカバーで買うのが辛い・・
ダンテの「神曲」地獄編がベースとかなんかな。インフェルノて、地獄っつう意味なんか。
シンボルと地獄。

文庫化せーへんかなぁ。

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新世界より

最近読んだ本で、マッハで読み終えた本(つまり、面白かった本)

『新世界より』 貴志祐介 著 講談社文庫 上・中・下巻

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あらすじ wikiより参照

1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。

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上巻の途中まで、ちょっと自分には読みづらく「読み終わるかなぁ」と思ってたんだが、上巻の後半から一気読み。休日に、朝から夕方まで読み込んでしまった。こういうのは、久々であった。あー、面白かった^^

最後の、最後の一文を読むために1000ページを読んできたんかなぁと思うようなエンディングであった。


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2013年8月17日 (土)

本棚

久々に連休。
いきおいで、本棚を片付けた。
汗だく、ぎえぇ暑い。

奥から「おお、こんな本が!なつい、いやはやー^^」

読みふける。

ススマナイ。

暑い。

ええええええい!!おらあああああ!!
(もう、たぶん読まんであろう本を、紙袋へバッサバッサ!!)

本棚、片付いたし、本棚ほしかったけど、ちょっと空きできたし。

なんや、

片付けたらよかったんやーん^-^

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ボックス!

Box1

天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。

Box2

稲村に勝つため、階級転向を希望する鏑矢。しかし監督はそれを認めない。一方、優紀は「いつかカブちゃんと戦いたい」その一心でデビュー戦に向けた練習を重ねていた。選抜予選大会3日目、ついに鏑矢と稲村の対戦が始まる。そして幼なじみ二人がグローブを重ねる瞬間がやってくる。圧倒的青春小説決定版。

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『永遠の0』を読んでから、百田尚樹の小説にハマってしまってここ最近で「影法師」「風の中のマリア」と読んで、今日で「ボックス!」と読み切ってしまった。ああ、面白かった。泣けた。感情移入しまくって、どうしたもんだかと思った。というのも、小説の中に出てくるシーンは、ほぼ「わかる」場所ばっかりで、そこにカブちゃんやユウちゃんが居るのかと思うと、なんかもう読みながら勝手に映像廻ってる感じだった。
(例えば、地下鉄の路線名とか、タワーレコード茶屋町店とか、淀川の土手とか、もう近所すぎて近所すぎて)
あと、ボクシング部の顧問となる高津先生という女性の視点と、木樽優紀というアマボクサーの視点で話が進むので、読んでる自分はどちらの感情からも、知らん間に物語の中に溶け込んでしまう。

それにしても、百田氏の小説は描写が緻密で引き込まれる。姉が「そういやテレビでインタビューされとって、調べるんが好きーとか言ってはったでー」とのことなので、それはそれはもう書く(描く)にあたって、色んな角度で調べまくってるんだろうなぁと。読み手にとっては、緻密だからといって「専門的」過ぎるわけでなく、非常にわかりやすい細かさで小説読んでるけど、専門書も読んでる感覚もあったりした。(風の中のマリアは、主人公がスズメバチである。もうね、今度ハチに遭遇したら「このハチさんは、どこの国のハチさんやろか」とか考えてしまうぐらい、引き込まれる描写。)

ともあれ、まだ読んでない著書があるので、近々また読もう。
読みたい本があって、すんげー幸せ。

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